ハーバード大学、マイケル・サンデル教授の「哲学」の授業は必須。
「哲学」面白いよ、神木剛(かみきごう)です。
Twitter では以前紹介したのですが、ブログでも改めて紹介します。
動画は2011年に投稿されているので、かれこれ8年経つのでしょうか。
その数年前より私は哲学に興味を持ち始め、どこからかサンデル教授のことを耳にし、覚えていました。(おそらく本かテレビ)
当時 20歳前後だったので、他に優先する学問があり、興味を持っていましたが手をつけれませんでした。その後、メディアでも何度か哲学が取り上げられるようになり、 浸透して行った様子。
今思うと、「同時に勉強するべきだったな」と後悔しています。
YouTube も良いもんだね。
遅かれながら十数年経ち、ハーバード大学が今まで非公開にしていた授業を公開したので、 YouTube で学ぶことができました。
全部で12回あります。私は全て見ました。
それに加え、東京大学講演、東北大学講演も見ました。
(副音声で日本語で聴くことが出来ます。)
社会情勢における問題、ジレンマ、正義とは何か、 平等とは何か、 権威主義や功利主義の限界、自由の制約、お金で尊厳は買えない、 性と生命の尊さ、 人間らしい生き方とは、等
議論の中で言語化され = 学問として学べます。
私は、思考や疑問を整理することもできました。
アメリカの偉大さを感じます。
日本の大学が悪いとは言いませんが、私的には「日本や自分って小さいなぁ...」と思わざるを得ませんでした...。
以前紹介した、灘高についてまとめた記事の中にも有ったかもしれませんが、
灘中高の和田校長も、
「グローバルに合わせた授業をしている、だが日本に帰ってきて、受容、器があるのか」と不安視されていました。
どちらかと言うと、日本は慣習の上に成り立っていて、職人気質、競争社会から抜けられていない イメージです。
一方アメリカは、多民族の国であり「それぞれ全てが平等に」という事を基に、法が作られていると感じました。ニューヨークの自由の女神はその象徴ですね。
何より...
マイケル・サンデル教授はユーモアがあり、ディベート能力に長け、懐の大きさをも見て取れます。私は憧れますね。
いつかこの動画の各講義の要約記事を書きたいと思っていますが、時間がある時に...、根気が要ります。。
(面白すぎて熱狂しました。何かハーバードの講義を受けた気にもなるし...w)
最後に、哲学の授業を無料で世界に配信するというハーバード大学の器の大きさに感激致しました。ありがとうございました。